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ドリーミーウィングス
アンビエント.ホワイトのリードディベロッパ

私には夢があります。
それは、ブロニーたちが「これはただのポニーのゲーム以上の作品だ」といえるような作品です。

私の願いはいつかブロニーがE3,Gamescomなどのゲームショーのステージに上がり、「私たちはポニーのゲームを作りました。素晴らしいものです」と紹介できることです。

いつの日か、ブロニーたちが独特な美しい世界を舞台に、エキサイティングで、素敵な、感情を動かす、ストーリー伝えることができればと、私は願います。
よく練られた、立派な羽、荘厳な角、そして馬のように強い心を持ったキャラクターについてのストーリー。
プレイヤーの世界に対する見方を変えてしまうようなストーリー。
プレイヤーの考え方、捉え方を改めさせるようなストーリー。
ただ笑えるだけでなく、真の善悪についてなど、永久に変わらない、世界中の人々を幸せにするようなことについての疑問を投げかけるようなストーリー。
ステレオタイプを破壊し、ゲーム史に残るようなストーリーです。
私は長い間待ってきました。
しかし、そのようなことは起こりませんでした。そして自分自身に問いかけました。「どうして自分でやらず、ただ待つだけなのだろう？」と。

それはとても困難なゴールです。たくさんの人たちは到達不可能なゴールです。
ましてや開発スキルも無い、ゲームやストーリーテリングの知識もない私です。

「不可能だ」。そう言われました。

それに対して、私は返しました。
「とりあえずやってみるよ。ただ楽しむために」。

私は良いゲームを作れるようになるまで、開発について多くのことを学びました。
オリジナルコンセプトから90％以上を削り、ゲームの出来を上げるために作業の成果を捨て、私のゲームはα版として公開するところまで来ました。

そして、一つのプレイ動画を公開しました。
シリーズの最初の一遍であります「アンビエント.プロローグ」です。

私は、アクションアドベンチャーのRPGの要素から始めてみました。
2人の姉妹を中心とした物語で、敵意を向けてくる美しい世界の中で、自分たちの生きる場所を探し求める話です。
プレイヤーは姉のアストラムとして、妹のクリニータとともに、挑戦、危険、感情的なモラルの試練などに立ち向かいます。そしてとあるゴールに向けて進み続けます。

動画を公開した後、世界中の多くの人々が私の手助けをしたいと集まってくださいました。

そうして、始まったのがA Little Bit Different(ALBD)チームです。

そして今、私たちが作り上げているストーリーはこうです。

「チームのみんな。次のゴールはかなり難しいのだけど、できそう？」

「いや、ゴールを超えたものを作りたい！」

「そう来なくちゃ！次は限界の向こう側を目標にしよう」

もちろんそのようなゴールを達成するのには、たくさんの時間と努力が必要です。
既に三年以上、達成に向けて歩み続けているゴールです。そしてたくさんの友達とともに進むゴールでもあります。

ALBDチームと共に作業を開始して、一年経ちました。
ゲームの開発とチームマネージメントにおいて、困難な決断と数多くの試行、有意義な教訓を得られた年でした。
そしてプロジェクトはより真剣なものへと変わっていきました。
ブロニーたちの支援と、才能ある新チームに恵まれたこと、たくさんの経験が蓄積したことから、私たちは一からゴールおよびスタイルを再設定しました。
そうしたことで、熱中できるゲーム体験、感動的なストーリー、独特で美しいグラフィック、音楽、快適にプレイできる最適化を兼ね備えた、心から楽しいと思えるゲームにできました。

私たちはクオリティの基準を、自分たちが誇りに思えるものとしました。最低でも素晴らしいと思えるものだと。

そしてあることに気が付きました。
もはやこのゲームはただのプロローグには収まらないと。
これは、アンビエントシリーズの最初のエピソードであると。
これはアンビエント.ホワイトだと。